エコキュートは故障するものだし、タンクの洗浄には手間がかかるということを頭に入れておいたほうが良さそうです。
オール電化での目玉機器であるエコキュートは、そのネーミングの通り環境に貢献するという建前で、各メーカーや電力会社は設置を呼びかけています。
このエコキュートの仕組みはヒートポンプの技術を利用して冷媒に二酸化炭素を使用しています。
正式には自然冷媒ヒートポンプ給湯器と呼ばれます。
エコキュートにある死角の一つとして、昼間電力や夏季料金での稼動は電気温水器と比べると電気代が大幅にアップするというものがあります。
それに電気温水器よりも価格がかなり高いという問題もあります。
瞬間的な湯沸しができないのも不便を感じる時があるでしょう。
しかし、それよりも最大の問題はエコキュートの維持と故障した時の修理代が高価であるという点にあるようです。
もちろん故障した場合の保証期間はついていますが、市場に出てからまだ5年程度の機器ですから、何年位なら故障はしないという平均的なデータが出揃っていません。
エコキュートの二酸化炭素冷媒は冷媒密閉部に高圧力がかかり、装置が複雑になります。エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクで構成されています。 ヒートポンプユニットのコンプレッサーは圧力が高圧であるため、2重構造の2段圧縮となっています。
ヒートポンプが複雑な構造のため、もし故障すると簡単に部品を交換すれば直るというものではありません。 お湯を貯めるタンクは魔法瓶の原理を利用していますから、内部を清掃するのには何回も水を取り替えなければなりません。
また、水には様々な物質がありますからタンクの水の出入り口のパイプなどが目詰まりを起こすことがあるようです。
これまでの故障例では、エコキュートが1年間の間で何回も故障したという話も聞きます。
そして修理はユニットなどを取り替えるというもののようです。 供給する水を硬水ではなく軟水にするための装置を追加で取り付けたという話も聞きます。
どうも現段階ではエコキュートは故障するものだし、タンクの洗浄には手間がかかるということを頭に入れておいたほうが良さそうです。 他の給湯設備のように頑丈ではないということを承知してエコキュートを使わないと、故障した際にメーカーや販売業者・施工会社とのトラブルが絶えないことになります。
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