東京電力の「電化上手」というプランを詳しく見てみましょう。
東京電力の「電化上手」というプランは、電気給湯機など夜間蓄熱式機器等(総容量が1kVA以上)を持っている場合に利用できるメニューなので、調理用機器にIHクッキングヒーターを使用している時などに適用されます。

「電化上手」では、電力量料金単価が2つの季節と3つの時間帯に分けて設定されています。
そのため、東京電力ではタイマー機能を使って昼間使用する電気を夜間時間に移して使うなどの工夫を消費者に勧めています。
例えば、午後11時から翌朝の7時の夜間には1kWh単価が9.17円なのでエコキュートに向いていて、午前7時~10時までには掃除や洗濯を済ませる(朝晩料金=1kWh当たり23.13円)。
昼間の夏季料金1kWh単価は33.37円、その他季節は28.28円と割高になる、と明示しています。
しかし、これではタイマーに人間が振り回わされかねないような気がします。
東京電力の基本料金は、6kVAの場合で1,260円、7kVA~10kVAだと2,100円、11kVA以上では2,100円+273円×契約容量-10kVAという少し分かりにくいものです。
また、冷暖房を含めて全てのエネルギーを電気にするオール電化住宅では最大1ヶ月につき2,100円の割引が適用されるとしています。 さらに、オール電化住宅に住んでいる場合で「東京電力Switch!カード」を電気料金の支払いに使うと、特典がつくようです。
これらの電気料金や東京電力が勧める電気のタイマー利用などを総合的に考えてみますと、どうしても気になるのがタイマーではないでしょうか。
タイマー機能を使って夜間にエコキュートを稼動させても、果たしてライフサイクルの中でお風呂に入りたいという希望の時間帯にマッチするのか?
IHクッキングヒーターで比較的時間がかかる料理を夜間に作る人はいないでしょうし、洗濯をできるのはどうしても朝の7時から10時の間しか無いとなれば、住んでいる人や家族のライフサイクルに合わせることは、独身者であればともかく、夫婦に子どもが2人などという家庭では無理が生じるように思えてなりません。
※平成22年5月から原油価格の高騰などの理由で電気代が値上げされます。
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